ダックスフンドのサイズは３種類あり、スタンダート、ミニチュア、カニンヘンに分かれます

ダックスフンドとは、アナグマを表すダックス（Dachs）と、犬を表すフント（Hund）の単語2語を合わせた「アナグマ犬」ということで、ダックスフ ンドはアナグマ猟に用いられていました。そのように猟犬が先祖ですが、現代では、友好的で落ち着きがあり、神経質であったり攻撃的であったりということは なくなりました。
情熱的で辛抱強く、ただ元々が猟犬であるがゆえに、時として攻撃的で負けず嫌いな性格を見せることもあり番犬にも役立ちます。ダックスフンドは日本においては、ペットとして人気があり、多くの頭数が登録されています。 ジャパンケネルクラブ登録頭数は、1999年から2007年までは1位、2008年以降は3位で、チワワやトイプードルと並び、ミニチュアダックスフンドは人気犬種です。
ダックスフンドは、明るく活発で好奇心旺盛です。人懐っこく遊びが大好きです。先祖は猟犬ですから、動くものに興味を示します。元猟犬として大変賢い犬種ですから、家族に迎えた際は愛情をもってしつけてください。
私の主観も入っておりますが、ロングよりスムース、スムースよりワイヤーが性格は強く、より負けず嫌いで勝気です。

ダックスフンドの最も特徴的な容姿は胴長短足の体型です。
顔は面長で、尾は長く、耳は下に垂れる形をしている。鼻孔が開いて空気を取り入れやすい形状で、マズルが長く鼻腔内の面積が広いため、嗅覚が優れています。鼻の色は基本的には黒ですが、チョコレート色などもあります。
胸が十分に発達していて骨端が突き出ていますので、前から見ると楕円形をしています。あばらはよく張って腹部につながっており 短脚で、体長が長く、引き締まった体格であることが望ましいです。
豊かな表情と仕草は一度接したら忘れることのできない無二の犬種です。

ミニチュアダックスフンドには以下の3種類の毛質があります。

スムースヘアード
毛質は堅く、短いのが特徴である。また、毛の流れは滑らかで光沢もあり、密生している。

ロングヘアード
毛質は柔らかく、光沢があって長い。
わずかにウェーブした毛は、顎の下部、胴の下部に比べて、耳の先端、前肢のうしろ側が特に長く、尾のうら側が最も長い。

ワイヤーヘアード
被毛は顎と眉、耳を除いて、全体に密生した短い粗い剛毛が、下毛とともに全身を覆っている。
顎にはひげがなければならず、眉は毛深く、耳はスムーズな短毛である。

チョコレート＆タン　カニンヘンダックスのラム

ダックスフンドの飼育上の注意してほしいこと

食事は人間の食べ物はもちろん与えません。
人間の食べ物は塩分なども強く、ダックスフンドの健康にはよくありません。
また、消化機能にも違いがありますので、専用のドッグフードを与えて下さい。
時には生野菜や果物、生肉（馬か牛）を与えてください。

ドッグフードは厳選してください。
昨今はドッグフードの危険性も指摘させれおり、信頼できるメーカー、ブランドを選んでください。
名前は良く知れてはいるが、中身は粗悪品・・・なんてことも良くあります。

ダックスフンドは胴体が長く、腰や股関節等への負担が大きいため、ヘルニアを代表とする関節疾患にかかりやすいです。
ジャンプ、高所や階段の昇降、滑りやすい床や路面の走行、肥満、抱え方等には細心の注意を。

散歩の後は肉球クリームなどでパットのお手入れは欠かさずしてあげてください。
ダックスフンドは脚が短いことから、地面と腹部が近いため、腹部を傷つけてしまったり、地面が熱い時は熱中症になりやすいと言われています。

夏の直射日光下では、ブラック系の毛色の子はものすごく暑くなります。どうぞ注意してやってください。
コートも日焼けします。特にブラック系、チョコ系の子はコートが変色してくる場合もありますので、
肉球クリームを薄く塗り日焼け防止や日焼け後のケアをしてください。

ダックスフンドは垂れ耳であることから、蒸れやすく、ダニの寄生や細菌による外耳炎になりやすいので、イヤークリーナーを使ったお手入れが必要です。
毎日のケアとしてマッサージも欠かさずに、身体も心もリラックスさせてあげてください。

ただ飼うだけではいけません、きちんとした食事とケアが必要です。